建築施工管理技士の独学学習記録

2026年度(令和8年度)の1級建築施工管理技術検定・第一次検定に合格しました。

勉強を始めたころは、建築施工について分からないことも多く、過去問を解いても思うように正解できないことがありました。

それでも、テキストを読み、過去問を繰り返し解き、分からないところはYouTubeやアプリ、AIなどを利用して調べながら勉強を続けました。

そして、平成30年度から令和7年度までの8年分の過去問に取り組み、最後に令和8年度の本番を受験。

自己採点では、一般問題が60問中45問、応用能力問題が10問中6問でした。

合格ラインぎりぎりの部分もあり、合格発表までは不安がありましたが、無事に合格することができました。

今回は、これまでの学習記録を振り返りながら、第一次検定に合格するまでの勉強方法や、受験して分かったことをまとめます。

8年分の過去問に取り組みました

今回の受験では、平成30年度から令和7年度まで、8年分の過去問に取り組みました。

最初から安定して高得点を取れていたわけではありません。

年度によって得点に差があり、苦手な分野もありました。

特に勉強を始めたころは、躯体施工や仕上施工などで間違えることが多く、問題を解いてはテキストに戻って確認するということを繰り返しました。

8年分の過去問を解いていくと、自分がどの分野を苦手としているのかも、だんだん分かるようになってきました。

過去問の得点推移

年度一般問題応用能力問題結果
H3038/60(63%)
R135/60(58%)×
R238/60(63%)
R340/60(67%)3/6(50%)
R444/60(73%)3/6(50%)×
R544/60(73%)3/6(50%)
R643/60(72%)7/10(70%)
R743/60(72%)8/10(80%)
R8(本番)45/60(75%)6/10(60%) 合格

こうして並べてみると、最初から順調だったわけではないことが分かります。

R1では60問中35問正解で、一般問題だけを見ると58%でした。

その後は少しずつ得点が上がり、R4・R5では一般問題が44問正解まで伸びました。

ただし、応用能力問題の導入後は、一般問題だけではなく応用能力問題についても注意が必要になりました。

そして令和8年度の本番では、一般問題45/60、応用能力問題6/10という結果でした。

最終的には、これまでの過去問の中で最も高い一般問題の得点で合格することができました。

【過去問チャレンジ総まとめ】

最初は苦手な分野がいくつもありました

勉強を始めた当初から、すべての分野が得意だったわけではありません。

むしろ、問題を解いてみると、苦手なところがいくつもありました。

特に苦手だったのが、躯体施工や仕上施工です。

また、建築学の建築材料、設備・外構・契約の建築設備、施工管理の施工計画など、勉強を進めるにつれて苦手な分野も見えてきました。

一方で、過去問を何年分か解いていくと、

「この分野はよく出てくる」

「ここは何度も間違えている」

「ここまで勉強すれば点数を取れそう」

といったことも分かってきます。

そのため、すべてを同じように勉強するのではなく、過去問の結果を見ながら勉強する分野を調整していきました。

基本はテキストと過去問

勉強の基本になったのは、TACのテキストと過去問です。

まずテキストを一通り読み、その後、問題を解いていきました。

問題を解いて間違えたところは、もう一度テキストに戻って確認します。

この繰り返しです。

最初は「覚えたつもり」になっていても、実際に問題を解いてみると分からないことがあります。

逆に、問題を解いた後にテキストを読むと、それまで気にしていなかった部分が目に入ることもありました。

そのため、

テキストを読む → 問題を解く → 間違える → テキストに戻る

という流れを繰り返しました。

【受験準備編】

アプリで問題を繰り返しました

過去問に加えて、問題を繰り返し解くためにアプリも利用しました。

同じような問題を何度も解くことで、知識の定着にはかなり役立ったと思います。

ただ、アプリでの学習には注意する点もありました。

同じ問題を何度も解いていると、問題文を最後まで読まなくても、

「この問題なら、この答え」

と反射的に答えられるようになってしまうことがあります。

これは知識が身についたとも言えますが、本番では問題文の表現や選択肢の順番が変わります。

そのため、アプリだけでなく、実際の過去問を使って、問題文をきちんと読むことも意識するようになりました。

分からないところはAIやYouTubeで確認

今回の勉強で特に便利だったのが、AIやYouTubeです。

テキストを読んでも意味が分からないところや、なぜその答えになるのか理解できないところについては、AIに質問しました。

自分が分からない部分をそのまま質問できるので、独学で勉強するうえではかなり助けになりました。

また、構造力学など、文章だけでは理解しにくい内容については、YouTubeの解説動画も利用しました。

図や計算の流れを見ながら説明してもらうと、テキストだけで勉強するより理解しやすいことがあります。

今回の勉強では、

テキストだけで分からなければ、別の方法で調べる

ということを意識していました。

試験直前は8年分の間違いを復習

試験直前には、新しい問題をどんどん解くというより、これまでに間違えた問題を中心に復習しました。

8年分の過去問を振り返りながら、特に間違えやすかったところを確認しました。

その中でも、令和6年度の問題については、試験直前にあらためて丁寧に確認しました。

また、似た数字や、覚えているつもりでも混乱しやすい内容については、自分で簡単な表を作りました。

「以上」「以下」などの条件や、数字の組み合わせは、文章だけで覚えるよりも、表にして並べたほうが整理しやすいことがあります。

最後の1週間は、

新しい知識を増やすより、これまで間違えたところをもう一度間違えない

ことを意識しました。

【過去問チャレンジ総まとめ】

本番では思ったより難しく感じました

試験当日のことについては、すでに別の記事で詳しく書いています。

実際の試験では、練習してきた問題と似ているものでも、問題文の表現や選択肢の並びが違っていました。

そのため、普段ならすぐに答えられるような内容でも、少し考えてしまうことがありました。

また、午前の試験では、必要換気量の計算やラーメン架構の問題など、事前に想定していた以上に難しく感じる問題もありました。

過去問を繰り返し解いていたからこそ、「過去問と同じ問題が出るわけではない」ということを実感しました。

【試験当日編】

自己採点は一般問題45問、応用能力問題6問

試験終了後、すぐには自己採点をしませんでした。

ある程度の手応えはあったものの、応用能力問題が特に気になっていたからです。

その後、日建学院のYouTube動画などを参考に自己採点したところ、

一般問題:60問中45問正解

応用能力問題:10問中6問正解

でした。

一般問題は75%、応用能力問題は60%です。

一般問題については、これまでの過去問よりも良い結果でした。

一方、応用能力問題は合格ラインぎりぎりです。

自己採点の段階では、「これなら合格している可能性が高そうだ」と思いましたが、完全に安心することはできませんでした。

解答の修正などがあったらどうしよう、と考えてしまったからです。

合格発表の日はかなり緊張しました

そして、合格発表の日。

自己採点では合格している可能性が高いと思っていましたが、実際に公式サイトで自分の受験番号を確認するのはかなり緊張しました。

自分の番号があるのか、画面を確認します。

そして、無事に番号を見つけることができました。

その瞬間は、やはりホッとしました。

「本当に合格したんだ」

というのが率直な感想です。

勉強を始めてから試験当日まで、長いようで短い受験期間でしたが、最後に結果が出て、これまで勉強してきたことが一つの形になったと感じました。

独学で合格できた一番の理由

今回、独学で合格できた一番の理由は、自分なりに勉強を楽しめたことだと思っています。

もちろん、すべての勉強が楽しかったわけではありません。

何度やっても間違える問題もありましたし、苦手な分野を勉強するのは大変でした。

それでも、

「これはどういう意味なのか?」

「なぜこの答えになるのか?」

と疑問に思ったことを、そのままにしないようにしました。

テキストで調べる。

過去問を解く。

動画を見る。

アプリで問題を解く。

AIに質問する。

こうした方法を組み合わせながら勉強していくことで、少しずつ理解できることが増えていきました。

特にAIについては、分からないところを気軽に質問できるので、独学との相性が良かったと思います。

「答えを覚える」だけでは本番に対応できない

今回の受験を通して、もう一つ強く感じたことがあります。

それは、過去問の答えだけを覚えても、本番では十分ではないということです。

過去問と同じテーマが出ても、問題文の表現が変わることがあります。

選択肢の順番が変わることもあります。

表で覚えていたものが、文章として出題されることもあります。

私自身、勉強中には何度も問題を解いていたため、「分かったつもり」になっていたところがありました。

しかし、本番では少し違う聞き方をされるだけで迷うことがありました。

そのため、

「答えは何か」だけでなく、「なぜその答えなのか」まで理解しておく

ことが大切だと感じました。

これは、今回の受験で得た大きな教訓の一つです。

8年分の過去問をやって分かったこと

8年分の過去問に取り組んでみて、過去問は単なる練習問題ではなく、勉強の方向を決めるための材料になると感じました。

何年分か解いてみれば、自分の苦手分野が分かります。

また、どのような内容が繰り返し出題されているのかも見えてきます。

そして、間違えた問題を分析すれば、

「ここはもう少し勉強しよう」

「この分野は優先順位を下げよう」

といった判断もできます。

私の場合は、構造力学については、すべての計算問題を完璧にできるようにすることを目指すのではなく、他の分野とのバランスも考えながら勉強しました。

資格試験では、すべてを完璧にする必要があるとは限りません。

限られた時間の中で、どこに力を入れるのかを考えることも重要だと思います。

これから1級建築施工管理技士第一次検定を受験する方へ

これから受験する方に、私の経験から一つお伝えするとすれば、まず過去問を実際に解いてみることをおすすめします。

最初は点数が低くても構いません。

私自身、最初から高得点だったわけではありません。

過去問を解いて、間違えたところをテキストで確認する。

分からなければ動画やAIなどで調べる。

そして、もう一度問題を解く。

この繰り返しで、少しずつ分かることが増えていきました。

また、同じ問題を繰り返し解くことだけではなく、問題文を最後まで読む習慣も大切だと思います。

本番では、練習してきた問題とは少し違う形で出題されることがあります。

「知っているから大丈夫」と思わず、条件や数字、問題文の表現をしっかり確認することが重要だと感じました。

今後について

今回合格したのは第一次検定です。

第一次検定に合格したことで、1級施工管理技士補となることができます。

私は今回の第一次検定合格を一つの区切りとして、これからは、この受験を通して得た知識や経験をブログの記事として整理していきたいと思っています。

これまでこのブログでは、実際の勉強の様子を学習記録として書いてきました。

これからは、その経験を振り返りながら、

  • 1級建築施工管理技士第一次検定の勉強方法
  • 過去問の活用方法
  • 苦手分野の勉強方法
  • AIやアプリを使った資格勉強
  • 試験直前の勉強方法
  • 実際に受験して分かったこと

など、これから受験する方に役立つ内容もまとめていきたいと思います。

まとめ

2026年度(令和8年度)の1級建築施工管理技術検定・第一次検定に、無事合格することができました。

今回の勉強では、平成30年度から令和7年度までの8年分の過去問に取り組み、テキスト、アプリ、YouTube、AIなどを組み合わせて学習しました。

本番の自己採点は、

一般問題:45/60

応用能力問題:6/10

でした。

応用能力問題は合格ラインぎりぎりだったため、合格発表までは不安がありましたが、無事に合格を確認できたときは本当にホッとしました。

振り返ってみると、今回の受験で一番良かったと思うのは、分からないことをそのままにせず、自分に合った方法で調べながら勉強できたことです。

テキストだけで分からなければ動画を見る。

問題を解いて間違えたら、もう一度調べる。

理解できなければAIに質問する。

そして、過去問を繰り返す。

こうした勉強を続けたことで、少しずつ知識が身についていきました。

資格試験の勉強は大変ですが、自分なりに工夫しながら進めていけば、独学でも合格を目指せるのではないかと思います。

これから1級建築施工管理技士第一次検定を受験する方にとって、これまでの学習記録と今回の合格体験記が少しでも参考になればと思います。

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。