建築施工管理技士の独学学習記録

1級建築施工管理技士第一次検定では、建築学や施工管理などのほかに、設備・外構・契約等に関する問題も出題されます。

この分野は、給排水設備や空調設備、電気設備、外構、契約など、幅広い内容を学習する必要があります。私の場合、契約関係を除くと、どの分野も今ひとつ理解が進まず、全体的に苦労しました。

また、これまで学習してきた建築学などとの関連性も少ないように感じていたため、新たに覚えなければならない知識が多い科目でした。

試験までの時間も限られていたことから、すべての範囲を十分に勉強するのではなく、学習する項目をかなり絞り込み、50~60%程度の正解率を目標に取り組みました。

この記事では、2026年度(令和8年度)の1級建築施工管理技士第一次検定に合格した私が、設備・外構・契約等をどのように勉強したのか、実際の学習方法を紹介します。

設備・外構・契約等は全体的に苦労した科目

設備・外構・契約等には、さまざまな分野の知識が含まれています。

設備関係だけでも、給排水、空調、電気など、覚える内容が多くあります。さらに外構や契約なども含まれるため、学習範囲は広くなります。

私の場合、契約関係は比較的取り組みやすかったものの、それ以外の分野はどれも今ひとつで、全体的に苦労しました。

また、建築学や施工管理など、これまで勉強してきた内容との関連性もあまり感じられず、知識を新たに覚えていく必要がありました。

そのため、ほかの科目と同じように時間をかけてすべてを理解するというよりも、学習する項目を絞り込んで取り組むことにしました。

設備関係は図や整理されたテキストを繰り返し確認

設備関係の学習では、テキストを見直すことが比較的多くありました。

私が使用していたテキストでは、設備の仕組みが図式化されていたり、重要な内容がコンパクトにまとめられていたりしたため、内容を確認する際に役立ちました。

設備関係は、名称や特徴を覚えるだけでなく、設備の構成や仕組みを理解する必要がある内容もあります。

そのため、アプリで問題を解いて間違えた場合には、該当する部分をテキストで読み返すようにしていました。

問題を解くだけで終わらせず、間違えた内容をテキストに戻って確認することで、知識を補うようにしました。

アプリとテキストを組み合わせて学習

この科目でも、基本的にはアプリを使った問題演習が中心でした。

アプリで問題を解き、間違えた項目についてはテキストを読み返すという流れです。

また、まとまった勉強時間だけでなく、夜寝る前にもテキストを少し読むようにしていました。

当初は、覚えたい内容をPDFにして整理することも考えました。しかし、PDFを作成すればするほど、今度は覚える資料の数が増えてしまいます。

学習範囲が広い科目で、さらに確認する資料を増やすのは効率的ではないと感じました。

そこで、なるべく教材を増やさず、アプリとテキストを中心に学習するようにしました。

学習範囲を絞り、50~60%の正解率を目指す

この科目で特に意識したのは、学習する範囲を絞り込むことです。

私は、過去8年分の出題実績をExcelで整理し、各項目の出題状況を確認したうえで、学習する項目を選んでいました。

設備・外構・契約等についても、すべての項目を同じように勉強するのではなく、過去の出題実績などを参考に、学習対象を絞り込みました。

目標としていたのは、50~60%程度の正解率です。

実際に過去問を解いてみると、正解率が40%台になる年度もありました。それでも、学習する科目や項目を増やすほどの時間的な余裕はありませんでしたし、覚える内容を増やすことにも限界を感じていました。

ほかの科目の勉強も進める必要があったため、この科目だけに時間をかけるわけにはいきません。

結果として、すべてを完璧に理解することを目指すのではなく、学習する項目を選び、限られた時間の中で得点につなげることを意識しました。

もちろん、過去の出題実績だけで次の試験の出題を予測できるわけではありません。それでも、学習範囲を整理するうえでは参考になりました。

他の科目に影響しないよう、教材と学習量を管理

設備・外構・契約等は、私にとって他の科目との関連性が少ない分野でした。

そのため、この科目の学習に時間をかけすぎると、ほかの科目の勉強に影響してしまいます。

また、PDFなどの資料を増やしてしまうと、確認する資料も増え、学習の負担が大きくなります。

そこで、アプリで問題を解き、間違えた項目をテキストで確認するという方法を基本にしました。

就寝前にもテキストを少し読み返すなど、無理のない範囲で繰り返し知識に触れるようにしました。

限られた時間の中で複数の科目を勉強する場合は、一つの科目にこだわりすぎず、ほかの科目とのバランスを考えることも大切だと感じました。

設備・外構・契約等の勉強で役立ったもの

私がこの科目の学習で主に活用したものは、次の2つです。

  • アプリ: 問題を繰り返し解き、理解が不十分な項目や間違えた問題を確認
  • テキスト: 設備の図や整理された説明を見直し、アプリで間違えた内容を読み返すために活用

この科目では、PDFなどの資料を新たに増やすことはなるべく避け、アプリとテキストを中心に学習しました。

私の場合、教材の種類を増やすよりも、使う教材を絞って繰り返し確認する方が、学習を進めやすかったと思います。

まとめ:すべてを勉強しようとせず、範囲を絞る

設備・外構・契約等は、私にとって全体的に苦労した科目でした。

契約関係を除くと、どの分野も今ひとつで、ほかの科目との関連性も少ないように感じていました。そのため、新たに覚える知識が多く、時間をかけてもなかなか学習が進まないことがありました。

そこで、過去の出題実績を参考に学習する項目を絞り、50~60%程度の正解率を目標にしました。

学習方法も、アプリで問題を解き、間違えた項目をテキストで確認するというシンプルなものにしました。設備関係については、テキストに掲載されている図や整理された説明を繰り返し見ることも役立ちました。

試験勉強では、すべての科目を完璧にすることが理想かもしれません。しかし、試験日までの時間や自分が学習できる量には限りがあります。

私の場合は、学習範囲を絞り、教材を増やしすぎず、ほかの科目とのバランスを取りながら勉強することが大切でした。 次回は、躯体施工の勉強方法について、実際に取り組んだ内容を紹介していきます。