建築施工管理技士の独学学習記録

はじめに

2026年度(令和8年度)の1級建築施工管理技士第一次検定を受験し、合格することができました。

勉強を始めたのは2月中旬ごろです。

試験までの約5か月間、最初から最後まで同じ方法で勉強していたわけではありません。

テキストと過去問集から始め、途中からはアプリを使った問題演習を中心にしました。さらに、理解が不十分なところはAIを活用し、試験が近づいてからは本番形式の過去問に取り組みました。

この記事では、2月から7月まで、実際にどのように勉強を進めていったのかを振り返ります。

まず令和7年度の過去問を解いてみた

本格的にテキストを読み始める前に、令和7年度の過去問を解いてみました。

まだ勉強を始めたばかりだったので、わからない問題も多くありました。

それでも、最初に実際の問題を見ることで、試験の形式や選択問題の出題方法などを知ることができました。

これから勉強する内容を知らないままテキストを読むよりも、先に試験問題を体験しておくことで、その後の勉強に取り組みやすくなったと思います。

2月|テキストの理解に苦労

2月中旬ごろから本格的に勉強を始めました。

最初はテキストを読みながら、過去問集を解くという方法です。

ただ、テキストを読んでもすぐに理解できないところが多く、かなり苦労しました。

建築関係の知識が十分ではなかったため、知らない用語も多く、文章を読んでも内容をイメージできないことがありました。

この時期は、テキストを読み進めながら、過去問集にも取り組んでいました。

3月|アプリを使った問題演習を始める

3月になると、テキストと過去問集に加えて、アプリを使った勉強も始めました。

ここでいうアプリでの問題作成は、問題をすべて自分で考えて入力する方法ではありません。

基本的には、テキストや過去問集のページをアプリでスキャンし、問題を自動作成する機能を利用しました。

ただし、自動作成された問題をそのまま使えるとは限りません。たくさん作成される問題の中から必要なものを選び、問題文や選択肢をわかりやすくするために編集していました。

自分で問題を考えて登録したものもありますが、全体の1割程度です。

この方法なら、テキストを読むだけでなく、重要な内容を問題形式で繰り返し確認できます。

一方で、アプリの操作に慣れることや、どの問題を残して、どのように編集するかという判断には苦労しました。途中で仕様変更への対応も必要になり、問題作成そのものにも時間がかかりました。

4月|問題作成と復習でキャパオーバー

4月になると、アプリを使った学習が本格的になりました。

テキストや過去問集のページから問題を自動作成し、必要な問題を選別・編集していきました。

また、テキストの文章に引かれたアンダーラインにも注目するようになりました。

テキストには、過去に出題された項目について、出題年度が付いたアンダーラインが引かれています。

そこで、過去問集を何度も解いたり、該当する問題をその都度読み返したりするのではなく、テキストのアンダーラインを手掛かりにして、重要な箇所が問題として出題されるように工夫しました。

ただ、新しい問題を追加する一方で、以前に作った問題の復習も必要です。

新規の問題作成と復習の両方を進めるうちに、やることがどんどん増えていきました。

4月ごろは、勉強量が多くなりすぎて、かなりキャパオーバーになっていました。

5月|AIも活用したが、成果が見えず弱気に

5月も、テキストを中心にアプリの問題を増やしながら、復習を続けました。

テキストの重要な箇所を問題形式で確認できるように工夫していましたが、問題数はかなり増えていました。

さらに、理解が不十分なところや苦手な分野については、AIを使って質問し、詳しく調べるようにしました。

ただ、勉強する内容が増えているわりに、思ったほど成果が上がっている実感がありませんでした。

問題を作り、復習しても、まだ覚えられていないことがあります。やるべきことが多く、どこまで勉強すればよいのか不安になることもありました。

このころは、勉強を続けていても成果が見えにくく、少し弱気になっていた時期です。

6月|週末に本番形式の過去問に取り組む

6月ごろからは、土日を使って、実際の過去問をダウンロードし、本番形式で解くようになりました。

平日の勉強方法は基本的にそれまでと同じで、テキストやアプリを使った学習、弱点の復習を続けていました。

一方、週末には実際の試験問題を使って、時間を意識しながら解くことにしました。

それまでの学習で、どの程度知識が身についているのかを確認するためです。年度によって正解できる問題数にも違いがあり、まだ十分ではないと感じることもありました。

問題を解いた後は、間違えた問題や理解が不十分なところを復習しました。

また、このころからはスキマ時間も優先して復習に充てるようになりました。

一方で、建築学は難しく感じることが多く、対策に苦労しました。勉強を続けていても自信を持って答えられない問題があり、最後まで課題として残りました。

7月|本番直前の対策

7月は、本番形式の過去問と弱点復習を中心に勉強しました。

試験が近づいてきたため、新しい内容を次々と増やすよりも、これまで間違えた問題や苦手なところを確認することを意識しました。

ただ、年度別の過去問では、不合格になる年もありました。

「このまま本番を迎えて大丈夫なのだろうか」と不安になることもあり、最後まで自信満々というわけではありませんでした。

それでも、これまで勉強してきた内容を復習しながら、本番に臨みました。

私の勉強時間について

勉強時間は、基本的に平日の早朝と夜を中心に確保しました。

  • 早朝:約30分
  • 夜:約1~1.5時間
  • 休日:まとまった時間を確保
  • 週1日は休み

休日は、土曜日か日曜日のどちらかを休みにしていました。

また、6月ごろからはスキマ時間も意識して復習に使うようになりました。

試験が近づくにつれて、まとまった時間だけでなく、ちょっとした時間も活用しながら、覚えた内容を繰り返し確認するようになりました。

2月から7月までを振り返って

振り返ってみると、勉強方法は少しずつ変わっていきました。

時期主な勉強内容
2月テキスト読み+過去問集
3月テキスト+過去問集+アプリ
4月テキスト+アプリ+復習
5月テキスト+アプリ+復習+AI
6月平日の通常学習+週末の本番形式の過去問+弱点復習
7月本番形式の過去問+直前対策

最初はテキストを読んで過去問を解くという方法でしたが、途中からはテキストをスキャンして問題を自動作成し、必要な問題を選別・編集する方法を中心にしました。

テキストにある過去の出題箇所を示すアンダーラインを活用することで、過去問集を繰り返し解くのではなく、重要な内容を問題形式で確認できるように工夫しました。

ただし、問題を増やすことに力を入れすぎて、復習も含めた勉強量が多くなりすぎた時期もありました。

最終的には、本番形式の過去問で実力を確認し、間違えた問題や苦手な分野を復習する方法に切り替えました。

まとめ

2月中旬から始めた勉強は、最初から順調に進んだわけではありません。

テキストの理解に苦労し、アプリの問題作成にも時間がかかりました。さらに、問題数が増えすぎてキャパオーバーになったり、思うように成果が上がらず弱気になったりしたこともあります。

6月以降は本番形式の過去問に取り組み、弱点を確認しながら復習を進めました。それでも年度によっては不合格になることがあり、試験直前まで不安はありました。

今回の勉強を振り返ると、勉強方法を工夫することは大切ですが、問題を増やすだけでなく、復習に使える時間も考えながら進める必要があると感じました。

最終的には、令和8年度の第一次検定に合格することができました。

具体的に使用したテキストやアプリ、AIの活用方法については、こちらの記事で詳しくまとめています。

→【合格体験記②】1級建築施工管理技士第一次検定に合格|テキスト・アプリ・過去問を活用した独学勉強法

また、平成30年度から令和7年度までの過去問8年分について、実際に解いた結果や勉強方法もまとめています。

→1級建築施工管理技士第一次検定|平成30年度~令和7年度の過去問8年分を分析して分かった勉強法